オンラインカジノのルーレットの戦略・小技 「大数の法則」

オンラインカジノのルーレットの戦略・小技 「大数の法則」

カジノの代表的なギャンブルといえばルーレット。
ルーレットは「カジノの女王」と呼ばれるくらい有名です。
カジノに行ったことがない人でもどういうものかくらいは知っているでしょう。
シンプルなルールなので初心者にも最適なギャンブルです。
そんなルーレットですが、「大数の法則」というのをご存知でしょうか?
ルーレットは確率論が重要ですので、賭ける際に参考したい一つの要素です。
今回は大数の法則について解説していきます。

◯大数の法則とは?

大数の法則とは「同一の試行を無限に行えば標本平均は母平均(期待値)に収束する」という法則です。
これだけ聞くと少し難しいので具体例を説明します。
例えば、サイコロを100回投げるとします。
サイコロの目は1から6までですのでどのサイコロの目も確率は1/6です。
ところが100回投げてみるとすべての目が均等に出ないことが多く、偏りが発生したりします。
しかし、回数を重ねれば重ねるほど、この1/6の確率は理論値に限りなく近づいていくはずです。
これを大数の法則といいます。

◯大数の法則のルーレットでの利用法

・3点賭け [ストリート・ベット]

ストリート・ベットで「大数の法則」を利用する場合、同じ1列に当たるまで賭け続ける、という方法です。
3点賭け(ストリート・ベット、トリオ・ベット)の場合、当たる確率は8.1%です。
大数の法則の理論上では、約12回に1度当たるとなるため、12回までに当たれば勝ちになるので、12回以内で勝った段階でやめるというものです。
または、12回より少なく当たった段階で、賭ける列を変えて賭けます。
そして次は24回までの間に2回当たれば勝ち、となります。

・6点賭け [ダブル・ストリート・ベット]

6点賭け [ダブル・ストリート・ベット] で、賭ける場合は、16.2%の確率で当たるため、約6回プレイして1回当たるのが理論値です。
ですので同じ列に賭け続け、6回までの間に当たれば勝ちになり、そのままやめて勝ちも可能です。
また、2回目の当たりを狙うために、同じく賭ける列を変え、2倍の12回までに当たると勝ちになります。

・12点賭け [ダズン・ベット、カラム・ベット]

12点賭けのダズン・ベットやカラム・ベットでは、32.4%の確率で当たるため、約3回に1
回は当たることになります。
そのため、1回もしくは2回で当たり、プレイをやめると勝ちになります。
また、2回当たるために、5回までのプレイで当たり、そのままやめると勝つ、ということになります。

上記は3パターンですが、他の賭け方でも同じで当たる%から逆算し、同じ位置に賭け、当たると違う位置に賭ける、という方法で利用することができます。

◯大数の法則の過信は禁物

大数の法則は、試行回数を増やせば増やすほど理論値からの差が少なくなるというものです。
ルーレットでは、プレイ回数を増やせば増やすほど実際の勝率と理論上の勝率が近づきやすくなります。
しかし、負けが続くと勝ちやすくなったり、勝ちが続くと負けやすくなったりする法則ではありません。誤解しないように注意しましょう。
さらにいうと、大数の法則における理論上の法則は天文学的な試行回数の場合に適用されるものです。
100回くらいでは収束しませんので、長期的に考える必要があります。

まとめると長期的に考えると大数の法則を参考にできる部分はあるかもしれませんが、数百回という回数で短期的に利用すると大きな損失を招く恐れがありますので注意しましょう。
また違う観点から考えるとカジノにはハウスエッジというカジノ側の取り分が設定されています。
つまり基本的にはカジノ側が勝つようにできているということです。
大数の法則は賭ける方法のひとつの考え方の選択肢として参考にして、絶対ではないことを覚えておきましょう。